ついに発表された『アークナイツ』と大人気アニメ『ダンジョン飯』のコラボイベント。
多くのドクターが待ち望んだこのコラボで、目玉となるのが★6術師オペレーターとして実装される「マルシル」です。
原作さながらの多彩な魔法をテラの世界でどのように披露してくれるのか、期待に胸を膨ませている方も多いのではないでしょうか。
しかし、限定オペレーターということもあり、「性能は?」「絶対に引くべき?」「育成素材は重い?」など、気になる点もたくさんありますよね。
この記事では、そんなドクターの皆さんの疑問にすべてお答えします。
『ダンジョン飯』コラボの基本情報から、マルシルのユニークな「魔力」システム、全スキルの詳細な性能評価、育成優先度、そして「結局、マルシルは引くべきなのか?」という最終結論まで、あらゆる情報を徹底的に解説していきます。
この記事を読めば、マルシルのすべてが分かり、あなたのロドスに彼女を迎えるべきかどうかが明確になるはずです。
この記事のポイント
- マルシル独自の画期的な「魔力」システムを完全解説
- 永続化可能な主力スキル2を始めとした強力なスキル群
- 殲滅力と足止めを両立する最高峰の拡散術師としての役割
- 初心者から上級者まで、全ドクターへの「引くべきか」最終結論
『ダンジョン飯』コラボとアークナイツのマルシル入手方法
まずは、マルシルをお迎えするための基本情報から確認していきましょう。
コラボイベントの詳細や、ガチャを引くべきかどうかの判断基準について、分かりやすく解説します。
コラボイベント「テラ飯」はいつから?

『アークナイツ』と『ダンジョン飯』のコラボイベント、サイドストーリー「テラ飯」の開催期間は以下の通りです。
- イベント開催期間: 2025年3月10日 16:00 ~ 2025年3月24日 3:59
- 報酬受取期間: 2025年3月10日 16:00 ~ 2025年3月31日 3:59
このイベントは期間限定であり、非常に重要な点として、イベント終了後に「情報処理室」に収録されないことが明言されています。
これは、過去のコラボイベントと同様の仕様であり、復刻開催の可能性が極めて低いことを意味します。
つまり、マルシルやライオスといったコラボオペレーターを入手できるチャンスは、この期間を逃すと二度と来ないかもしれません。
この「一度きり」という事実は、後述する「引くべきか」の判断において、性能以上に大きな意味を持つことになります。
気になるダンジョン飯はこちらから!
マルシルを引くべき?ガチャの天井と優先度
結論から言うと、マルシルはほとんどのドクターにとって「引くべき」オペレーターです。
その理由は、彼女の性能の高さと、限定オペレーターとしての希少価値にあります。
マルシルが排出される期間限定スカウト「迷宮冒険スカウト」には、特別な仕様が用意されています。
それは、「最初の120回のスカウト内で、★6・マルシルを必ず1回スカウトできる」というものです。
通常、限定オペレーターを確実に入手するためには300回のスカウト(いわゆる「天井」)が必要ですが、マルシルはその半分以下である120回で確実にお迎えできるのです。
これは、特にリソースが限られているプレイヤーにとっては破格の条件と言えるでしょう。
さらに、コラボ期間中のログインイベント「テラ魔物品評」では、コラボ限定の10回スカウト券も配布されるため、さらに入手のハードルは下がります。
【プレイヤータイプ別のおすすめ度】
- 始めたばかりの初心者ドクター: 絶対におすすめ。
後述するスキル2は、比較的早い段階で永続的に高火力の範囲術攻撃を行えるため、戦力が整っていない序盤の大きな助けとなります。 - 戦力が整っている熟練ドクター: 強くおすすめ。
マルシルは既存の拡散術師とは一線を画すユニークな運用が可能で、高難易度コンテンツでも新たな戦術の核となり得ます。 - 『ダンジョン飯』ファンの方: 問答無用で確保必須。
性能云々を抜きにしても、二度と手に入らないかもしれない貴重なコレクターズアイテムです。
この非常に入手しやすい設定は、多くの人にコラボを楽しんでほしいという運営の意図の表れかもしれません。
この機会を逃さず、ぜひ彼女をロドスに迎えることを検討してみてください。
ドクターの皆さん、日々の作戦お疲れ様です。 アークナイツをプレイしていく中で、貴重なリソースである「上級資格証」。 その交換先については、多くの方が一度は悩んだ経験があるのではないでしょうか。 特に「アークナイツ 上級資格証 交換 お[…]
限定コーデ「テラの冒険者」の入手方法
マルシルには、コラボ限定の専用コーデ「テラの冒険者」も用意されています。
このコーデは、イベント期間中(2025年3月10日 16:00 ~ 2025年3月24日 3:59)に、購買部のファッションショップにて購入可能です。
オペレーター本体と同様に、このコーデも期間限定販売であり、今後再登場するかは不明です。
マルシルをメインで使っていくことを決めたドクターや、原作ファンの方は、忘れずに購入しておきましょう。
アークナイツのマルシルの性能を徹底評価!
ここからは、いよいよ本題であるマルシルの性能について、深く掘り下げていきます。
ステータス、独自の「魔力」システム、そして3つの特徴的なスキルを徹底的に分析し、彼女の強さと運用方法を明らかにします。
マルシルの基本性能とステータス
マルシルは、敵に範囲術ダメージを与える「拡散術師」という職分の★6オペレーターです。
まずは、彼女の基礎体力とも言えるステータスを見てみましょう。
| ステータス(昇進2 Lv.90 / 信頼度100) | 値 |
| HP | 1805 |
| 攻撃力 | 914 (+80) |
| 防御力 | 130 |
| 術耐性 | 20 |
| コスト | 34 |
| ブロック数 | 1 |
| 再配置時間 | 遅い |
注: 攻撃力の(+80)は信頼度ボーナス分です。
彼女のステータスは、同じ★6拡散術師の中でも火力に特化したシーに非常に近く、行動妨害を得意とするモスティマと比較すると、HP・攻撃力・防御力のすべてで上回っています。
この数値からも、マルシルが純粋なダメージディーラーとして設計されていることが分かります。
一方で、拡散術師の宿命として、配置コストが34と非常に重い点が挙げられます。
しかし、これは後述するモジュールによってある程度解消できるため、大きな欠点にはなりにくいでしょう。
マルシルのフィギュアもチェックしたい!
独自の「魔力」システムを解説

マルシルの性能を語る上で最も重要なのが、SPの代わりにスキルを発動するために使用する独自のリソース、「魔力」の存在です。
魔力システムのルール
- スキルはSPではなく「魔力」を消費して発動する。
- 魔力は、マルシルが配置されている間は一切回復しない。
- 魔力は、配置されていない待機中に毎秒1ずつ回復する。
- 魔力の上限は80。
- 魔力が1でも残っている状態では、攻撃力が+20%され、ダメージの発生範囲が拡大する。
このシステムは、マルシルに他のオペレーターにはない強力なメリットと、運用上の大きな注意点をもたらします。
メリットは、魔力さえ溜まっていれば配置後即座にスキルを発動できる点です。
通常、強力なスキルを持つオペレーターは配置してからSPが溜まるのを待つ必要がありますが、マルシルはその待ち時間を完全にスキップできます。
これにより、ステージ開始直後や、敵のラッシュが始まる瞬間に合わせて配置し、即座に盤面を制圧するといった芸当が可能になります。
注意点は、一度配置して魔力を使い切ると、スキルを再使用するには一度撤退させ、待機時間で魔力を再チャージする必要がある点です。
長時間同じ場所に居座って戦い続けるようなマップでは、魔力切れを起こしてしまい、ただの通常攻撃しかできない置物になってしまう可能性があります。


データ分析によると…この『魔力』システムは、従来のSP管理とは根本的に異なる思考を要求します。
管理すべきリソースは、フィールド上のSPではなく、フィールド外での『待機時間』。
どのタイミングでマルシルを配置し、いつ撤退させて再チャージを始めるか。
戦局の未来を予測する、高度な戦略眼が試されるシステムです。
ミス・ホログラムの言う通り、マルシルを使いこなす鍵は、SPではなく「時間」の管理にあります。
彼女のポテンシャルを最大限に引き出すには、戦況を先読みし、計画的に配置と撤退を繰り返す運用が求められるのです。
ちなみに、ライオスパーティーの一員であるセンシのスキル2を使えば、配置中のマルシルの魔力を10回復させることができ、この弱点を一部補うことも可能です。
全スキルを徹底解説!どれを特化すべき?
マルシルは3つのユニークなスキルを持っており、それぞれが異なる役割を果たします。
どのスキルも強力ですが、育成リソースには限りがあるため、どれを優先的に特化させるべきかを見極めることが重要です。
| スキル | スキル名 | 消費魔力 | 特徴(特化3) |
| スキル1 | 短い詠唱 | 2/回 | 攻撃力+140%。 攻撃対象がいない場合、味方を治療する永続スキル。 |
| スキル2 | 使い魔召喚 | 35×2回 | 2段階詠唱で永続強化。 攻撃力+100%、攻撃範囲+1、攻撃速度+60、主目標を0.5秒スタン。 |
| スキル3 | 古代の魔術 | 8~80 | 詠唱後、前方広範囲に攻撃力390%の術ダメージ爆発。 追加詠唱で魔力を全消費し、爆発回数増加。 |
結論から言うと、特化の最優先はスキル2「使い魔召喚」です。
次点でスキル3、スキル1の優先度は最も低いと言えるでしょう。
それでは、各スキルの詳細を見ていきましょう。
毎日コツコツと回すアークナイツの公開求人。 「今日はどんなオペレーターが来てくれるかな?」と期待に胸を膨らませる瞬間は、ドクターにとってささやかな楽しみの一つですよね。 でも、時々見慣れない「元素」というタグが出てきて、「これって何? […]
スキル1:回復もできる器用なスキル

短い詠唱の後、永続的に攻撃力が上昇し、攻撃のたびに魔力を2消費するスキルです。
特化3で攻撃力は+140%とかなりの上昇率を誇ります。
ユニークなのは、攻撃範囲内に敵がいない場合、代わりに味方1人を治療する効果です。
しかし、この回復効果は対象が1人のみで、かつ敵が近くにいると発動しないため、信頼性は高くありません。
火力面でも後述のスキル2に劣るため、メインで使う場面は少ないでしょう。
回復もできる便利なスキルではありますが、特化の優先度は低いと言わざるを得ません。
『アークナイツ』の戦場で、「あと一歩だったのに…!」と悔しい思いをした経験、ドクターなら一度はあるんじゃないでしょうか。 その原因、もしかしたら味方のHPを支える「医療」オペレーターへの理解が、ちょっとだけ足りなかったからかもしれません。[…]
スキル2:最速で永続化させる強力な主力スキル

マルシルの最も強力で汎用性が高い、主力となるスキルです。
このスキルは2段階の詠唱を経て、その真価を発揮します。
- 1回目の発動: 11秒間の詠唱後、魔力を35消費。
使い魔を召喚し、攻撃力が+100%され、攻撃対象を0.5秒足止めするようになります。
このスキルは手動で停止可能です。 - 2回目の発動: 再び11秒間の詠唱と魔力35を消費。
使い魔が永続的に強化され、攻撃力+100%と足止め効果に加え、攻撃範囲が前方へ+1マス、攻撃速度+60、そして主目標への攻撃が0.5秒のスタンに変化します。
このスキルを使いこなすための重要なテクニックは、1回目のスキルが発動したら即座に手動で停止し、すぐに2回目の詠唱を開始させることです。
これにより、最短時間で永続強化状態へ移行できます。
合計で70の魔力が必要なため、配置前に70秒間待機させて魔力を最大まで溜めておくのが理想的な運用です。
永続化が完了したマルシルは、高い攻撃力と速い攻撃速度で、敵をスタンさせながら殲滅する非常に強力な固定砲台となります。
ティフォンやソーンズといった他の強力な永続スキル持ちオペレーターと比較しても、スキル発動までの時間が短く、素早く盤面を安定させられるのが最大の強みです。
あらゆるステージで活躍できるため、特化はこのスキルを最優先で行いましょう。
スキル3:ロマン溢れる超高火力範囲爆破

戦況を一撃で覆すほどのポテンシャルを秘めた、超高火力の決戦スキルです。
このスキルも2段階の詠唱を持ちます。
- 初期詠唱: 5秒間の詠唱後、魔力を8消費。
前方のマスに攻撃力の390%という非常に高い術ダメージの爆発を発生させます。
この爆発に高台が巻き込まれると、周囲の敵を4秒間スタンさせる追加効果があります。 - 追加詠唱: さらに10秒間詠唱を継続可能。
詠唱を完了させると、残っているすべての魔力を消費し、消費した魔力8ごとに追加で爆発を1回発生させます。
魔力が最大の80の状態で追加詠唱を完了させれば、合計で11回もの大爆発を叩き込むことができ、その総火力はまさに圧巻の一言。
しかし、その代償として詠唱時間が合計で15秒と非常に長く、詠唱中は完全に無防備になってしまいます。
動き回る敵には当てるのが難しく、非常に癖の強いスキルと言えるでしょう。


敵がその間に攻撃範囲から出てしまえば、貴重な魔力が無駄になります。
敵を足止めする他のオペレーターとの連携が不可欠な、極めて戦術的なスキルと言えるでしょう。
スキル2が安定性と持続火力に優れる「優等生」なら、スキル3は一点突破の破壊力に特化した「ロマン砲」です。
使いこなせれば強力無比ですが、汎用性はスキル2に軍配が上がります。
スキル2の特化が終わった後に、趣味や特定のボス対策として特化を検討するのが良いでしょう。
モジュールは育成必須?効果を解説
マルシルが所属する拡散術師には、専用のモジュールが存在します。
結論から言うと、マルシルのモジュールは最優先で育成すべきです。
| モジュールレベル | 効果 |
| Stage 1 | 配置コスト-8 |
| Stage 2 | 再配置時間-10秒 |
| Stage 3 | 再配置時間-15秒 |
モジュールを装備するだけで、拡散術師の弱点であった高い配置コストが8も軽減されます。
これにより、編成への組み込みやすさが格段に向上します。
しかし、本当に重要なのはStage 2以降で得られる「再配置時間の短縮」効果です。
先述の通り、マルシルは撤退と再配置を繰り返して魔力を回復させるオペレーターです。
再配置時間が短縮されるということは、魔力のリチャージサイクルが早まることを意味し、スキルをより頻繁に使えるようになります。
このモジュールは、単なるステータス強化ではなく、マルシル独自の「魔力」システムという根幹のメカニズムを直接的に強化するものです。
彼女の使い勝手を劇的に改善するため、少なくともStage 1の解放は必須、できればStage 3までの強化を強く推奨します。
潜在(凸)はどこまで進めるべき?
限定オペレーターとなると、同じキャラクターを複数引く「潜在突破(凸)」を進めるべきか悩むところです。
マルシルの潜在能力強化による効果は以下の通りです。
| 潜在段階 | 効果 |
| 2 | 素質「頼れる仲間」強化(初期魔力+10) |
| 3 | 攻撃力+34 |
| 4 | 再配置時間-6秒 |
| 5 | 配置コスト-1 |
| 6 | 素質「頼れる仲間」強化(初期魔力+5) |
マルシルの潜在効果は、配置コスト減少や初期魔力の上昇など、便利なものが揃っています。
しかし、どれも戦術を根底から変えるほどの劇的な変化ではありません。
初期魔力が増えれば待機時間が少し短縮されますが、数秒待てば解決する問題です。
彼女は潜在1(無凸)の状態でも十分に強力であり、無理に潜在を進める必要はありません。
1体確保できれば、あとはモジュールの育成にリソースを集中させるのが最も効率的です。
マルシルは弱い?運用上の注意点と他術師との比較
一部では「マルシルは詠唱が長くて使いにくい」「魔力システムが面倒で弱い」といった声も聞かれます。
確かに、彼女は何も考えずに配置して強いタイプのオペレーターではありません。
高いコスト、長い詠唱時間、計画的な魔力管理など、使いこなすにはドクターの腕が試される、いわゆる「玄人向け」の性能をしています。
しかし、マルシルは決して弱くありません。
むしろ、その性能を理解し、適切な場面で運用すれば、他の追随を許さない圧倒的なパフォーマンスを発揮します。
彼女は「弱い」のではなく、「高いスキルシーリング(使いこなすための技術要求が高い)を持つ」オペレーターなのです。
【他の術師との比較】
- シーとの比較: 同じ火力型の拡散術師であるシーと比較した場合、スキル2永続化後の持続火力(DPS)や制圧力ではマルシルが優位に立つ場面が多いです。
ただし、シーのスキル3のような広範囲への瞬間的な殲滅力はありません。 - モスティマとの比較: モスティマが敵全体への減速やスタンといった広範囲のコントロールを得意とするのに対し、マルシルは自身の攻撃範囲内にいる敵への直接的なダメージとスタンに特化しています。
汎用的なサポート能力ではモスティマ、特定のルートを完全に封鎖する能力ではマルシルに軍配が上がります。
マルシルの最大の独自性は、やはりスキル2の永続化までの速さにあります。
物理オペレーターであるソーンズやティフォンが永続スキルを起動するのと同等か、それ以上の速さで強力な術範囲攻撃の拠点を築ける点は、他のどの術師にもない明確な強みです。
彼女を使いこなすための注意点はただ一つ、「計画性」です。
敵の出現位置とタイミングを予測し、魔力が溜まった彼女を最適な場所に配置し、役目を終えたら速やかに撤退させる。
このサイクルを意識することで、彼女はあなたの期待を遥かに超える活躍を見せてくれるでしょう。
アークナイツアニメブルーレイはこちら
ライオスパーティーのシナジーと実用性
マルシルには、コラボキャラクターであるライオス、チルチャック、センシの4人を同時に編成することで発動する特別な素質「頼れる仲間」があります。
素質「頼れる仲間」の効果:
- 自身の初期魔力+25(潜在強化で最大+40)
- 【ライオスパーティー】が4人編成されている場合、【ライオスパーティー】全員の攻撃速度+25、防御力+35%
この編成バフは非常に強力で、パーティー全体の戦闘能力を大きく底上げします。
さらに重要なシナジーとして、センシのスキル2「宴会用魔物料理」がマルシルの魔力を10回復できる点が挙げられます。
これにより、マルシルのスキル回転率を上げたり、魔力切れまでの時間を延ばしたりすることが可能です。
| オペレーター | 職分 | パーティーでの役割 |
| マルシル | 拡散術師 | メイン火力。 範囲術ダメージとスタンで敵を殲滅。 |
| ライオス | 勇士 | サブ火力兼デバフ役。 敵を「戦慄」させて無力化。 |
| チルチャック | 偵察兵 | コスト回復役。 序盤の展開を安定させる。 |
| センシ | 庇護衛士 | タンク兼ヒーラー。 マルシルの魔力回復も担当。 |
このように、ライオスパーティーは役割分担がしっかりしており、単体でも機能する強力なチームです。
しかし、実用面では大きな課題もあります。
それは、編成枠を4つも固定されてしまうことです。
高難易度ステージでは、特定のギミックに対応するために様々なオペレーターを編成する必要があるため、4枠の固定は戦術の幅を大きく狭めてしまいます。
そのため、ライオスパーティーは最高難易度のコンテンツ攻略を目指すための最適解というよりは、原作の雰囲気を楽しみながら通常ステージを攻略するための「テーマパーティー」としての側面が強いと言えるでしょう。
まとめ:アークナイツのマルシルは確保必須の強力な術師
最後に、これまでの分析を総括し、アークナイツのマルシルについての最終評価をまとめます。
- マルシルの強み
- スキル2による、素早く起動可能な永続範囲術攻撃とスタン。
- 「魔力」システムによる、配置後即座のスキル発動能力。
- 拡散術師トップクラスの持続火力と制圧力。
- マルシルの弱み
- 配置中は魔力が回復せず、計画的な撤退・再配置が必須。
- スキル発動前の詠唱時間が長く、その間は無防備になる。
- 素の配置コストが高く、モジュールへの依存度が高い。
- 育成のポイント
- スキル特化はスキル2を最優先。
- モジュールは最低でもStage 1まで解放必須。
使い勝手が劇的に向上する。 - 潜在(凸)を進める優先度は低い。
1体育成すれば十分。
- スキル特化はスキル2を最優先。
【最終的な評価】
アークナイツに実装されたマルシルは、ユニークなシステムと引き換えに絶大なパワーを手に入れた、極めて強力な拡散術師です。
使いこなすには慣れが必要なものの、そのポテンシャルは計り知れず、特にスキル2の永続火力と制圧力は多くのステージで切り札となり得ます。
そして何より、彼女は二度と手に入らないかもしれない期間限定のコラボオペレーターです。
にもかかわらず、120回という非常に緩い天井設定で確実に入手できるという事実は、彼女の価値をさらに高めています。
これらの要素を総合的に判断すると、マルシルは初心者から熟練者まで、すべてのドクターが確保を目指すべきオペレーターであると結論付けられます。
彼女はあなたの戦術に新たな風を吹き込み、ロドスの戦力を確実に一段階引き上げてくれる、パワフルで魅力的な仲間となるでしょう。



