今や世界的な人気を誇る任天堂。
その礎を築いたゲームが、1981年にアーケードで産声を上げた「ドンキーコング」です。
鉄骨のステージを駆け上がり、巨大なゴリラにさらわれたヒロインを救い出す…このシンプルなゲームが、後のゲーム業界にどれほど大きな影響を与えたか、ご存じでしょうか?
この記事では、そんな伝説のゲーム「ドンキーコング 初代」の魅力を、発売日からアーケード版、ゲームボーイ版の違い、そして意外と知られていないマリオとの関係性まで、あらゆる角度から徹底的に掘り下げていきます。
「ドンキーコングってマリオより古いの?」「ドンキーコングジュニアって何?」そんなあなたの疑問も、この記事を読めばすべて解決するはずです。
この記事でわかるポイント
- ゲーム史に輝く金字塔「ドンキーコング 初代」の誕生秘話と発売日
- 実は主人公じゃなかった?ドンキーコングとマリオの驚くべき関係性
- ゲームセンターを熱狂させたアーケード版と、お家で遊べる移植版の違い
- ドンキーコングから始まる、壮大なキャラクターたちの物語
さあ、あなたも一緒に、ゲームの歴史を変えた不朽の名作の世界へ旅立ちましょう。
全てはここから始まった!
伝説のゲーム「ドンキーコング 初代」の魅力
ゲーム史を塗り替えた「ドンキーコング 初代」の発売日

ゲームの歴史を語る上で絶対に外せないのが、この「ドンキーコング」です。
このゲームがなければ、今の任天堂はなかったかもしれませんし、もしかしたらスーパーマリオも生まれていなかったかもしれません。
それほどまでに、このゲームが与えたインパクトは絶大でした。
では、その伝説はいつ始まったのでしょうか。
初代「ドンキーコング」が、ゲームセンターの主役として華々しくデビューしたのは、1981年7月のことです。
当時のゲームセンターは、「スペースインベーダー」の大ブームが一段落し、新たなヒーローの登場が待ち望まれていました。
そんな時代に、彗星のごとく現れたのが「ドンキーコング」だったのです。
このアーケード版の爆発的なヒットを受け、多くの家庭でこの傑作を楽しめるようになりました。
日本で社会現象にまでなった家庭用ゲーム機「ファミリーコンピュータ」。
その記念すべきローンチタイトル(本体と同時発売されたソフト)の1本として、1983年7月15日に「ドンキーコング」は発売されました。
つまり、多くの人が初めて家庭で遊んだ本格的なビデオゲームが、この「ドンキーコング」だったのです。
アーケード版の登場からちょうど2年後、今度は家庭のリビングで、たくさんの子供たちがドンキーコングの挑戦に夢中になりました。
考えてみてください。
1981年といえば、まだ世の中にパソコンも普及しておらず、インターネットなんて夢のまた夢という時代です。
そんな時代に、カラフルなキャラクターが画面の中を自由に動き回り、コミカルなストーリーが展開される「ドンキーコング」は、人々に未来を感じさせる衝撃的な体験だったに違いありません。
実はデビュー作!
ドンキーコングとマリオはどっちが先?

「ドンキーコング」と「マリオ」、ゲームの歴史で先に登場したのはどっちだと思う?
熱い展開になってきたぜ!

その質問、実はちょっとした引っかけ問題ですよね。
正解は…この記事を読めばわかります。
これはゲームファンならずとも気になる永遠のテーマかもしれません。
結論から言ってしまうと、キャラクターとして先にデビューしたのは「ドンキーコング」です。
そして、今や任天堂の顔であるマリオも、この「ドンキーコング 初代」でゲームの世界に初登場しました。

「え、どういうこと?」と混乱してしまいますよね。
実は、このゲームの主人公は、あの赤い帽子にヒゲでおなじみの「マリオ」だったのです。
しかし、当時はまだ彼に「マリオ」という名前はありませんでした。
ゲームの中では、彼は「ジャンプマン」と呼ばれていたのです。
物語は、ジャンプマンのペットだったゴリラのドンキーコングが、彼の恋人である「レディ」をさらって工事現場のてっぺんへ逃げてしまうところから始まります。
プレイヤーはジャンプマンを操作し、ドンキーコングが転がしてくるタルや、燃え盛る炎などの障害物をジャンプでかわしながら、レディの救出を目指します。
つまり、
- ドンキーコング: 敵役(ボスキャラクター)として先に登場
- マリオ(ジャンプマン): 主人公としてドンキーコングと同時に登場
ということになります。
マリオという名前が正式に付けられたのは、続編である「ドンキーコングJR.
」のアメリカ版からだと言われています。
まさか、初登場時は名前すらなかったキャラクターが、後に世界一有名なゲームキャラクターになるなんて、当時は誰も想像できなかったでしょう。
この事実は、ゲームの歴史における非常に興味深いトリビアの一つです。
ゲームセンターを熱狂させた「ドンキーコング アーケード」版の衝撃

1981年にゲームセンターに登場したアーケード版「ドンキーコング」は、まさに革命的な作品でした。
それまでのゲームの常識をいくつも打ち破り、プレイヤーたちに新鮮な驚きと興奮を与えたのです。
何がそんなに衝撃的だったのか。
それは、ゲームの中に明確な「ストーリー」と「キャラクター性」を持ち込んだことです。
それまでの主流だったシューティングゲームは、次々と現れる敵をひたすら倒す、というスコアアタックが目的でした。
しかし、「ドンキーコング」は「ゴリラにさらわれた恋人を助け出す」という、まるで映画のような分かりやすい目的を提示しました。
巨大で少しマヌケなドンキーコング、勇敢な主人公ジャンプマン、そして助けを待つヒロインのレディ。
この3人のキャラクターが織りなすコミカルなドラマは、プレイヤーをぐっとゲームの世界に引き込みました。
ステージの合間には、ドンキーコングがレディを担いでさらに上へ逃げるデモシーンが挿入されるなど、物語を盛り上げる演出も画期的でした。
さらに、技術的な面でも革新的でした。
「ドンキーコング」には、全部で4つの個性的なステージがあります。
| ステージ | 特徴 |
|---|---|
| 25m | 傾いた鉄骨の上を、転がってくるタルをジャンプでかわしながら進む。 |
| 50m | ベルトコンベアやセメントの入った缶が流れてくる工場ステージ。 |
| 75m | 上下するエレベーターと、ぴょんぴょん跳ねるバネのオバケが厄介なステージ。 |
| 100m | 鉄骨のつなぎ目を外して、ドンキーコングを落下させる最終決戦ステージ。 |
これらのステージは、ただ左右に動くだけでなく、「はしご」を使って上下に移動するという、当時としては非常に画期的なアクションを可能にしました。
特に、キャラクターが障害物を飛び越える「ジャンプ」というアクションは、このゲームによって一気にポピュラーになり、後の「スーパーマリオブラザーズ」に代表される、横スクロールアクションゲームの基礎を築いたのです。
単純明快ながら奥深いゲーム性、愛すべきキャラクターたち、そして当時最先端の技術。
これら全てが融合したアーケード版「ドンキーコング」は、人々を熱狂させ、ゲームセンターに新たな歴史を刻んだ不朽の名作と言えるでしょう。
舞台は携帯ゲーム機へ!
「ドンキーコング ゲームボーイ」版の特徴
アーケードとファミコンで大成功を収めた「ドンキーコング」は、その後も様々なゲーム機に移植されていきます。
中でも、特筆すべきが1994年6月14日に発売されたゲームボーイ版「ドンキーコング」です。
「なんだ、ただの移植版でしょ?」と思うかもしれませんが、それは大きな間違いです。
このゲームボーイ版は、初代アーケード版のリメイクでありながら、全く新しいゲームと言っていいほどの膨大な追加要素が盛り込まれた、驚くべき作品に仕上がっていました。
ゲームを始めると、まずはおなじみの鉄骨ステージ(25m)からスタートします。
ここまでは、アーケード版やファミコン版とほぼ同じ展開です。
プレイヤーは懐かしい感覚でタルを避け、レディ(この作品から正式に「ポリーン」という名前が与えられました)を助け出します。
しかし、アーケード版ならここでゲームクリアとなるところが、このゲームボーイ版ではほんの序章に過ぎませんでした。
なんと、ドンキーコングは再びポリーンをさらって逃走!
ここから、マリオとドンキーコングの壮大な追いかけっこが始まるのです。
ゲームボーイ版の真の姿は、アーケードの4ステージに加え、全く新しい9つのワールド、合計97もの追加ステージが用意された、超大ボリュームのアクションパズルゲームだったのです。
| ワールド | 特徴的なステージ |
|---|---|
| ビッグシティ | 街中を舞台にしたステージ |
| フォレスト | 森やジャングルを進むステージ |
| シップ | 船上や海中が舞台のステージ |
| ジャングル | ツタや巨大な植物が待ち受けるステージ |
| デザート | 砂漠やピラミッドが舞台のステージ |
| エアプレーン | 飛行機の中や雲の上が舞台のステージ |
| アイスバーグ | 氷や雪で滑るステージ |
| ロッキーバレー | 岩山や洞窟が舞台のステージ |
| タワー | ドンキーコングとの最終決戦の塔 |
各ステージは、単純にゴールを目指すだけでなく、「カギ」を見つけて扉まで運ぶというパズル要素が非常に強くなっています。
さらに、マリオのアクションも大幅にパワーアップ。
逆立ち歩きや、バック宙、大車輪など、後の「スーパーマリオ64」に繋がるような多彩なアクションを駆使して、難解な仕掛けを解き明かしていくのです。
モノクロの小さな画面の中に、これでもかというほどのアイデアと遊び心が詰め込まれたゲームボーイ版「ドンキーコング」。
それは、単なるリメイクという言葉では片付けられない、まさに「初代の正統進化形」と呼ぶにふさわしい傑作でした。
もし「初代ドンキーコングは知ってるけど、ゲームボーイ版は未プレイ」という方がいれば、ぜひ一度遊んでみることを強くお勧めします。
きっと、その奥深さと面白さに驚かされるはずです。
個性豊かなキャラクターと続編たち!
広がる「ドンキーコング 初代」の世界
主役だけじゃない!
初代ドンキーコングの主要キャラクター紹介
「ドンキーコング 初代」の魅力は、革新的なゲームシステムだけではありません。
少ないドット絵で描かれながらも、プレイヤーの記憶に強く残る個性豊かなキャラクターたちの存在も、このゲームを名作たらしめている大きな要因です。
ここで、物語を彩る3人の主要キャラクターを改めて紹介しましょう。
ドンキーコング

本作のタイトルにもなっている、ネクタイがトレードマークの巨大なゴリラ。
主人公ジャンプマンのペットでしたが、彼に反抗し、恋人のレディをさらってしまいます。
工事現場のてっぺんに陣取り、タルや鉄骨を投げつけてジャンプマンの行く手を阻む、本作における最大のライバルであり、敵役です。
どこか憎めないコミカルな表情や動きが特徴で、単なる悪役ではない、愛すべきキャラクターとして描かれています。
この初代ドンキーコングは、後の「スーパードンキーコング」シリーズに登場するドンキーコングの祖父、「クランキーコング」であるという設定は、ファンの間では有名ですね。
ジャンプマン(後のマリオ)

プレイヤーが操作する、本作の主人公。
赤いオーバーオールと帽子、そして立派な口ヒゲが特徴の大工さんです。
(後の作品で配管工という設定に変わります)
その名の通り、驚異的なジャンプ力を武器に、恋人レディを救うため、ドンキーコングに果敢に立ち向かっていきます。
この時点ではまだセリフもなく、個性も強くありませんでしたが、どんな困難にも諦めないその姿は、ヒーローの原石としての輝きを十分に放っていました。
彼が後に、キノコ王国を救う世界的スーパーヒーロー「マリオ」になる物語は、ここから始まったのです。
レディ(後のポリーン)

ドンキーコングにさらわれてしまった、ジャンプマンの恋人。
ステージの最上階で「HELP!」と叫びながら、助けを待つヒロインです。
彼女を救い出すことが、このゲームの最終目的となります。
当時は「レディ」という名前しかありませんでしたが、後に「ポリーン」という正式名称が与えられ、近年では「スーパーマリオ オデッセイ」でニュードンク・シティの市長として再登場し、往年のファンを驚かせました。
ゲーム史上初の「捕らわれのヒロイン」の一人として、彼女の存在もまた、ゲームの歴史に深く刻まれています。
この3人のシンプルな関係性が、明確なストーリーを生み出し、プレイヤーがゲームに感情移入する大きな助けとなったのです。
悪役は息子へ?物語を繋ぐ「ドンキーコングJR.」とは
初代「ドンキーコング」の爆発的ヒットから1年後の1982年。
ゲームセンターに、その正統な続編が登場しました。
その名も「ドンキーコングJR.(ジュニア)」。
このゲームは、前作の物語を完全な形で引き継いでいますが、プレイヤーを驚かせたのはその斬新な設定でした。
なんと、前作でヒーローだったマリオ(ジャンプマン)が、今度は敵役として登場するのです。
物語は、前作のエンディングでジャンプマンに敗れたドンキーコングが、檻に閉じ込められてしまうところから始まります。
それを見たドンキーコングの息子である「ドンキーコングJR.
」が、父を助けるために立ち上がる、というのが本作のストーリーです。
プレイヤーは、主人公のジュニアを操作し、檻の番人であるマリオの妨害を乗り越え、ドンキーコングの救出を目指します。
ゲームシステムも前作から大きく進化しました。
ジュニアは、マリオのようなジャンプはできませんが、ツタやロープをスイスイと登ることができます。
ツタを2本同時に掴むと速く登れ、1本だけだと速く下りられるという、独特の操作感が特徴です。
マリオはステージの上から、「スナップジョー」や「ニトロ」といった新しい敵キャラクターを放ち、ジュニアの行く手を阻みます。
前作の主人公が悪役となり、前作の悪役の息子が新たな主人公となる。
この大胆な役割の逆転は、当時のプレイヤーに大きな衝撃を与えました。
この作品によって、マリオは初めて「悪役」を経験し、キャラクターとしてより深みを持つことになりました。
そして、ドンキーコング親子という新たなキャラクター軸が生まれ、「ドンキーコング」の世界観はさらに大きく広がっていったのです。
「ドンキーコングJR.
」は、単なる続編に留まらない、意欲的で挑戦的な名作として、今なお高く評価されています。
移植版ごとの違いを比較!
アーケード vs ファミコン vs ゲームボーイ
「ドンキーコング 初代」は、様々なゲーム機で楽しむことができますが、それぞれに少しずつ違いがあります。
ここでは、代表的な3つのバージョン、アーケード版、ファミリーコンピュータ版、そしてゲームボーイ版の特徴を比較してみましょう。
| 項目 | アーケード版 (1981年) | ファミコン版 (1983年) | ゲームボーイ版 (1994年) |
|---|---|---|---|
| ステージ数 | 全4ステージ | 全3ステージ(50mがカット) | 全101ステージ(アーケード4面 + 追加97面) |
| グラフィック | 鮮やかで滑らかな動き。 縦画面構成。 |
ハードの制約で簡略化。 横画面構成。 |
モノクロだが描き込みは細かい。 |
| ゲーム性 | スコアアタックが主体の純粋なアクション。 | アーケード版の面白さを家庭で再現。 | アクションパズル要素が非常に強い。 |
| マリオのアクション | ジャンプ、ハンマー | ジャンプ、ハンマー | 逆立ち、バック宙、大車輪など多彩。 |
| ストーリー演出 | ステージ間のデモシーンが画期的。 | 一部デモシーンがカット。 | 大幅に強化。 ワールドマップも存在。 |
| ボリューム | 1周は短いが、難易度が高くやりごたえあり。 | 家庭で手軽に遊べるボリューム。 | 携帯ゲーム機とは思えない圧倒的なボリューム。 |
| 特徴 | 全ての原点。 ゲーム史を変えた作品。 |
ファミコン黎明期を支えたキラータイトル。 | 初代のリメイクであり、完全新作でもある傑作。 |

ファミコン版で50mステージがなかったのは、当時の子供たちにとって衝撃だったよな!
俺も「あれ?」って思ったもんさ!

限られたスペックの中で、アーケードの面白さを最大限に再現しようとした開発陣の努力の結晶と言えるでしょう。
このように、どのバージョンにもそれぞれの良さがあります。
オリジナルに忠実な体験をしたいならアーケード版、手軽に懐かしさを味わいたいならファミコン版、そして腰を据えてじっくりと遊びたいならゲームボーイ版がおすすめです。
自分のプレイスタイルに合わせて、遊ぶバージョンを選んでみるのも面白いかもしれませんね。
初代ドンキーコングが後世に与えた絶大な影響
初代「ドンキーコング」は、ただ面白いだけのゲームではありません。
この作品がなければ、その後のビデオゲームの歴史は大きく変わっていたでしょう。
それほどまでに、このゲームが後世に与えた影響は計り知れません。
まず最も大きな功績は、「プラットフォーム・ゲーム(ジャンプアクションゲーム)」というジャンルを確立したことです。
足場から足場へジャンプで飛び移り、障害物を避けながらゴールを目指す。
このシンプルなゲームデザインは、「ドンキーコング」によって完成され、後の「スーパーマリオブラザーズ」や「ロックマン」、「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」など、数えきれないほどのフォロワーを生み出しました。
今、私たちが当たり前のように楽しんでいるアクションゲームの多くは、その源流を辿ると「ドンキーコング」に行き着くのです。
次に、マリオという世界的スターを生み出した点も忘れてはなりません。
前述の通り、当時「ジャンプマン」という名前すらなかったキャラクターが、この作品をきっかけに任天堂の看板となり、ビデオゲームの象徴的存在にまで上り詰めました。
もし「ドンキーコング」がヒットしていなければ、マリオが主役のゲームが作られることもなく、私たちは彼の冒険を知ることはなかったかもしれません。
さらに、任天堂という企業を世界的なゲームメーカーへと押し上げた原動力となったのも、この「ドンキーコング」です。
当時、任天堂はアメリカ市場への本格進出を目指していましたが、苦戦を強いられていました。
そんな状況を打破したのが、宮本茂氏が生み出した「ドンキーコング」の大ヒットだったのです。
この成功がなければ、後のファミリーコンピュータ(海外ではNES)の世界的な成功もなかったと言われています。
「ドンキーコング」は、単なる1本のビデオゲームではなく、ゲームの文法を作り、スターを生み出し、一つの企業を、ひいては業界全体の未来を切り開いた、まさに金字塔と呼ぶにふさわしい作品なのです。
今、初代ドンキーコングを遊ぶには?
「これだけすごいゲームなら、今すぐ遊んでみたい!
」そう思った方も多いのではないでしょうか。
ご安心ください。
発売から40年以上が経過した現在でも、初代「ドンキーコング」を遊ぶ方法はいくつか存在します。
最も手軽な方法は、Nintendo Switchを利用することです。
有料オンラインサービス「Nintendo Switch Online」に加入していれば、特典として提供される「ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online」のソフトラインナップの中に、ファミコン版の「ドンキーコング」が含まれています。
これにより、最新のゲーム機で、いつでも手軽にあの懐かしのゲームをプレイすることが可能です。
また、アーケード版を忠実に再現したバージョンを遊びたい場合は、ダウンロードソフト「アーケードアーカイブス ドンキーコング」がNintendo Switchのeショップで配信されています。
こちらは有料(838円税込)ですが、ステージカットのない完全な形で、当時のゲームセンターの興奮を味わうことができます。
細かな設定変更も可能で、当時の雰囲気をとことん追求したい方にはこちらがおすすめです。
残念ながら、傑作と名高いゲームボーイ版「ドンキーコング」は、現在プレイする手段が限られています。
ニンテンドー3DSのバーチャルコンソールで配信されていましたが、2023年3月にeショップのサービスが終了してしまったため、新規に購入することはできません。
今後のNintendo Switch Onlineでの配信などに期待したいところです。
このように、伝説の始まりとなったゲームは、今なお私たちの手の届くところにあります。
ゲームの歴史に触れるという意味でも、ぜひ一度、この不朽の名作を体験してみてはいかがでしょうか。
まとめ:不朽の名作「ドンキーコング 初代」の魅力を振り返る
今回は、ゲーム史に燦然と輝く「ドンキーコング 初代」について、その歴史からキャラクター、後世への影響まで、徹底的に解説してきました。
この記事で使った内容をまとめます。
- 発売日と歴史: アーケード版は1981年、ファミコン版は1983年に登場し、ゲーム業界に革命を起こしました。
- マリオとの関係: 主人公はマリオ(当時はジャンプマン)であり、ドンキーコングは彼がゲームデビューを飾った記念すべき作品です。
- アーケード版の衝撃: 明確なストーリーとキャラクター性、そして「ジャンプ」というアクションを確立し、人々を熱狂させました。
- ゲームボーイ版の進化: 単なる移植に留まらない、膨大な追加ステージとパズル要素を持つ傑作リメイクでした。
- 個性的なキャラクター: ドンキーコング、ジャンプマン、レディ(ポリーン)という3人の関係性が物語を魅力的にしました。
- 続編「ドンキーコングJR.
」: マリオが悪役になるという斬新な設定で、ドンキーコングの世界観をさらに広げました。 - 後世への影響: プラットフォーム・ゲームのジャンルを確立し、マリオというスターを生み、任天堂を世界的企業へと押し上げました。
単なるレトロゲームという言葉では片付けられない、奥深い魅力と歴史が詰まった「ドンキーコング 初代」。
この一本のゲームから、今のビデオゲームに繋がる多くの道が生まれました。
この記事をきっかけに、改めて初代ドンキーコングの偉大さに触れていただけたなら幸いです。
